海賊版ソフトは違法とは限らない

コンピュータのソフトウェア、例えばマイクロソフト ワードやエクセルをコピーして使用するのは著作権法違反です。

でも、タイではごく簡単に海賊版が手に入ります。
というか、正規版を買うのが難しいくらいです。正規版を販売している店は非常に限られているうえに、「なぜ、高い正規版を購入するのか? サービスでワードやエクセルはつけてあげる」などと言われたりします。

筆者の所属する機関では、立場上正規版を購入するしかないのですが、購入には苦労が多いのです。


でも、そもそも、なぜ海賊版のソフトウェアを使ってはいけないのでしょうか?
実は筆者は以前はコンピュータのエンジニアをしていました。そして、当然著作権(=制作者の権利を守ること)は当然だと考えています。
海賊版を無料で使用することは、盗難と同様のことだと考えています。


が、それを前提として、

「開発途上国で海賊版ソフトを使用するのは当然の権利」という考え方もあると思うのです。


ところで、タイのショッピングセンターや屋台で海賊版DVDや海賊版音楽CDを売っているのをよく見かけます。
が、よく見てみると普通に売っている海賊版は、海外物ばかりなのです。タイの映画や音楽の違法版はほとんど見かけません。(もちろん、しかるべき場所に行くとしっかりありますが)
これは、タイの警察が、タイ人の著作権を守ることには非常に熱心で取り締まりをするのですが、外国の著作権を守ることには熱心でないことによります。

ちょっと考えると、ひどい話です。タイの信頼性をなくする行為です。
とっても残念です。
が、実は、そんな「タイ人の権利は守り外国の権利は守らない」セコイ発想ではなく、国の方針として「著作権は守らなくても良い」という確固たる国の方針を持っているのではないかというフシがあります。
もちろん、したたかなタイのことです。本音と建て前、二枚舌当たり前の国です。アジアで唯一したたかな外交で外国の占領を受けなかった国です。
「外国の著作権は守ります」と公式には言います。
でも、方針として、「外国の著作権は守る必要はない」と思っているのではないかと筆者は思っています。

そして、その方針に筆者は相当共感するのです。

ちょっと今日は頭痛がするので、、、

その理由は、明日書きます。
(答えをちょっと書くと「フェアトレード」です。)

[ 2007/08/17 01:05 ] その他:その他 | TB(0) | CM(0)

青年海外協力隊とシニアボランティア

シニア海外ボランティア予定者からのメッセージです。

初めまして。恐らく来年の4月ごろになると思うのですが、シニアボランティアでタイに赴任することになりました。
ということで、タイ情報を集めていて辿りつきました。
タイに行ったこともなく、う~む、どうしたものか?という状況です。タイ語も全然わからないし・・・。
ときどきお邪魔して勉強させていただきたいと思ってます。
どうぞ、よろしく


青年海外協力隊員からのメッセージは何回かもらっていますが、シニアボランティアの方からはあまりありません。いずれにしろブログを読んで頂き、メッセージをいただき感謝です。(現金を送ってもらえれば、さらに感謝です)

実は筆者はシニアボランティアの仕組みや活動をあまり知りません。ただ、青年海外協力隊が20歳から39歳まで。そして、シニアボランティアが40歳から65歳までで、あわせて、日本政府の実施する海外ボランティア事業が20歳から65歳までカバーできます。

でも、なぜ40歳で分かれているのかといえば、それは「今までの経緯」があるだけで、実際は意味がないと思っています。

現に、アメリカのピースコープ、イギリスのVSO,カナダのCUSOいずれも若い方(青年海外協力隊)と年寄りの方(シニアボランティア)とわかれていません。筆者の知る限り例外は日本と韓国だけです。韓国は日本がモデルになっているはずだから実質日本だけ。

筆者が青年海外協力隊のファンなのは、若い人が「経験が少ないがゆえに」柔軟な視点で物事を見ることができ良い活動につながるから。「経験が少ない」ことが「力」なのです。
そういう意味では、シニアボランティアはちょっと違う気がするけど、でも39歳の人を「経験が少ない」ともいえないし、逆に年齢が上で経験があっても、新鮮な視点とセンスで新たな発想ができる人は沢山います。結局、実年齢の問題ではなく、精神年齢の問題だと思います。
そういう意味では、「青年海外協力隊」と「シニアボランティア」が実年齢で分かれているのは、ナンセンスだと思っています。

またまま前置きが長くなりました。

いずれにしろ、青年海外協力隊にしろシニアボランティアにしろ、「現場で」「現場の視点で」国際協力をする仕組みだと思います。

机の上で立てる計画が真実とは限りませんが、現場で起きていることは紛れなく真実です。
そんな現場で働けるって、うらやましいなあ。


タイの遠隔医療写真で診断

タイの車検

がらみで、今度は車ではなく、人の検査がらみです。



ある日に車の運転免許の更新に運輸局に来た。

タイでは運転免許の更新時に健康診断書の提出が必要とのこと。
お~! 本格的! 健康診断はどこでも良いが、運輸局の近くにクリニックがあるので、そこで受ければすぐ診断書を発行してくれるとのこと。で、手ぶらで運輸局に行った。
前にバイクのタクシーの兄ちゃんがいる。


筆者;健康診断を受けたいのでクリニックに行きたい。

バイク;OK!  料金は100バーツ!

筆者;高いなあ。そんな遠いの?

バイク;高くなんかないぞ。診断書代込みだ。

筆者;じゃあ、まあいいか。

バイクに乗ろうとしたら、

バイク;お前はここで待ってろ

筆者;えっ? だって、健康診断でしょ?

バイク;身分証明書があれば作ってくる。

筆者;えっ?  

そんなわけで、バイクタクシーは、筆者の身分証明書を持ってどこかに行きました。

待つこと10分。
帰って来ました。
バイクタクシーの運転手の手にはちゃんと、筆者の健康診断書が、、、、



タイの医者をなめてはいけない。

患者の身分証明書の写真を見るだけで健康がどうかが判るらしい!!




ところで、タイでは就職時に健康診断書も同時に提出します。
タイ人の友人がある会社に入社するので、健康診断を受けに行くそうです。


筆者;えっ、ついこの前、病院で健康診断を受けて、「コルステロールが高い!」って嘆いていたのでは? なぜ、また受けるの?

友人;あれは、「健康の診断」の為の健康診断だ?

筆者;???? じゃあ、これから行く健康診断は?

友人;「勤務に問題ないこと」を証明してもらう。

筆者;それと「健康の診断」と別なの?

友人:会社に提出するのは、医者が聴診器でポンポンと診て、「勤務ができます」って書いてくれれば、それでOK。
ちゃんとした健康診断書には、細かいデータと所見として「コルステロールが高い」と書いているだけで、「勤務ができます」って書いてないから。

うむむむ、、


何年いても、謎のタイでした。








タイの車検

タイでドイツの中古車が安い理由

で車絡みです。


タイはいい加減な国のようで、実は法律や制度は結構整備されているのです。

ボロボロの車が走っているイメージもあるかと思うのですが、実はちゃんと車検制度があるのです。


筆者の車が車検の時期に達しました。運輸局に更新に行くと、

「指定工場で車検を受けてきてください」

そんなわけで、指定工場に行きました。

まず、ボンネットを開けて、車体番号を確認します。
そして、なにやら書類に書いています。

おっ! 車検らしくなってきた。結構ちゃんとやっているやんけ。

そして、ボンネットを閉じて、はい終わり!


筆者;えっ、あのお~。車の検査とかしないのですか?

工場;車に問題があるのか?

筆者;いや、そういうわけではないのですが、検査を受けに来たわけだから、、

工場;お前は、レッカー車で車を持ってきたのか?
ちゃんとこの車に乗って走って来たのだろう? それは、問題ないということだ。


ありゃりゃりゃりゃ~~


すばらい自動車修理工場(タイでドイツの中古車が安い理由)

電化製品が壊れたときは、、、、   に関連して、

以前筆者はバンコクで自動車を買おうと思いました。
当然、中古車です。
ところが、タイでは中古車の値段が非常に高いのです。新車も高いが中古車も値段がおちない。たとえば、当時ホンダのシビックやトヨタのカローラの新車の値段が70万バーツくらい。それが5年落ちの中古車でも新車の半分程度で売られているのです。

35万バーツかあ、、、、高いなあ!

と思っていたときに外車(タイでは日本車も「外車」といえるのかも知れませんが、感覚的には日本車は外車にはいらない)の値段が目にとまりました。フォルクスワーゲンの5年落ちがなんと35万バーツ。シビックやカローラの中古車と変わらないのです。
ちなみに、このフォルクスワーゲンの新車価格はグンと高くて200万バーツ弱。シビックやカローラクラスではなくアコードやカムリ、いやそれ以上の格の車です。しかも、あこがれの外車!(別にあこがれていなかったが、なんとなく「あこがれ」ってイメージ)

それが、シビックやカローラの中古と同じ値段なのです。





安い理由はすぐわかりました。

燃費が悪い! バンコクの渋滞の中では1リッター5km程度しか走りません。これが、安い理由だったんだ。

フォルクスワーゲンの新車を買うのはガソリン代を気にしない金持ち。でも、古いフォルクスワーゲンは、金持ちは買わないし、金持ちじゃ無い人は燃費の問題がある。 1人納得しました。

まあ、そんなに走らないし、我慢の範囲内か。

それに、頑丈です。 一度シビックに軽く追突されました。 そんなに激しく当たったわけではないのですが、降りてみるとシビックはボンネットまでめくれ上がっています。
ところが、、、、、フォルクスワーゲンは、全くへこんでいないのです。
本当にへこんでいない。よ お く 見ると少しだけキズがついている。そんな程度なのです。シビックが強烈にめくれ上がり、フォルクスワーゲンが全くへこまない。
やっぱり、ドイツ車は頑丈だなあと、なんだかちょっと優越気分!

が、悲劇はその後訪れるのでした。


バンコクの強烈な雨の中を走っていると、どうも前が見にくいのです。
ワイパーを最速にしても前が見にくい。
おかしいなあ。
あるとき、雨の交差点で向かいにカローラが止まっていました。
そのとき、フォルクスワーゲンで前が見にくい理由がわかったのです。
カローラのワイパーが猛烈な速度で動いているのです。それに比べてフォルクスワーゲンのワイパーの遅いこと!

きっと、ドイツではバンコクのような豪雨はないのではないかと思いました。

でも、それはまだプロローグに過ぎません。

大雨の日に突然交差点でエンストしてしまったのです。雨の中をびしょ濡れになりながら車を路肩に移動しました。
その後も何回か雨の中でエンストした結果、驚くべき事実が判明しました。なんと、ドイツ車はエアー取り入れ口があまり上に着いていないのでバンコクの大雨の中を走ると水しぶきが吸気口にかかりやすい、その結果エンストをしやすいとのことなのです。
確かに、大雨を走るとエアーフィルターがしめります。
フォルクスワーゲンは大雨仕様になっていなっかた。

が、それだけでもすまなかった。


雨とは関わりなく調子が悪くなることが何度かありました。
フォルクスワーゲンの正規ディーラーに持ち込むと、プラグを変えたとかなんとかいって修理が終わる。しかし、すぐまた故障。それが何度か続き、「ちゃんと調べてくれと」頼んでも、「ファルクスワーゲンのマニュアルに沿ってきちんと調べたが異常なし」とのこと。でも、たびたび故障。
正規ディラーは諦め、街の修理屋で修理をしてもらう。「どこどこが悪い」と言われ部品交換をするが、やはりすぐ故障。
日本人のやっている修理工場にも持って行ったがあまり変わりなし。
おまけに、修理部品の高いこと。トヨタの2~3倍はする。


ながいながい前置きになりました。

そして最後にたどり着いたのが、この修理工場です。
汚い工場ですが工員が住み込みで働いているので夜中でも対応してくれます。ここで、ピタッと修理をしてくれました。
しかも、使用部品は基本的に中古を使ってくれます。だから、部品代も安い。その後、1年ほどしてまた故障したときも、またピタッと直してくれました。
バンコクで信頼できる修理工場がなくて悩んでいる人、ぜひ使ってください。なお、ここの工員は中学を卒業した後見習いで技術を覚えた人ばかりです。他の工場のように専門学校で教えられたのではなく、師弟制度で覚えた人たちです。学歴の高い修理工が修理ができず中卒の修理工が高い能力を持つ。学校システムにも考えさせられるのでした。


プラチャーソンクロ道路沿いの修理工場(名前不明)
電話;0-277-6444 社長携帯電話;0-9963-8095

アソックディンデーン道路からプラチャーソンクロ道路にはいり、突き当たりの三叉路(水道局のあたり)を右折。その後道なりに左にまがっって300メートルほどの左側。ガソリンスタンドの向かい。


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