南への旅5;番外編;亀のフェリー

南への旅4;サムイの「お得」なホテル

の続き。南部スラタニ&ナコンラチャシマシリーズ最終回です。



今回、スラタニからサムイ島へはフェリーで渡りました。
Seatran Ferryという会社のフェリーです。


実は、なにを隠そう私は船は結構好きです。

その昔は大阪から急行列車に17時間ゆられて青森に行き、青函連絡船で北海道に旅行したこともあります。

大阪から中国自動車道を走って下関まで行き、そこから関釜フェリーで韓国旅行したこともあります。
(帰りはくじけてしまい、下関から大阪行きのフェリーで帰ってきました)



鹿児島まで冬に電車で行き、そこからバンコク行きのフェリー(注1)に乗り、船に乗ったときは寒かったのに、だんだん暖かくなり、赤道を越えるとき(注2)は上半身裸で甲板で寝そべりかえって真っ黒になった、そんな経験はしたことはありません。


注1;鹿児島発バンコク行きフェリーがあるとは聞いたことがありません。誰か知っていたら教えて。
注2;鹿児島発バンコク行きフェリーがあったとしても、赤道を越えることはないと思います。



冗談はさておき、実は私は島好きです。タイには多くの島があるのですが、一般に知られている島はほとんど行ったことがあるのです。(注3)

ところで、島に渡るには、船でわたる必要があります。あたりまえ、と思うかもしれませんが、他に、飛行機で渡る、泳いで渡る、鮫の背中を歩いて渡る(白ウサギの場合)、潜ってわたる(サンダーバード3号の場合)などがありえます。




(注3)タイで、(日本にいる)日本人に「一般に知られている島」とは、サムイ島とプーケット島くらいでしょう。


ところが、タイで船に乗るときに気をつけなければならないことが3つあります。


一つめは、救命胴衣が備え付けられているか必ず確認すること。
(タイでは救命胴衣が十分なかったりします)

そして、その船の行き際が本当に目的とする島であるか確認すること。
(タイでは、気まぐれで行き先が変わったりします)

そして、一番大切なのですが、

乗ろうとしているものが船であることを確認すること。
(もしかしたら、電車かもしれない。電車に乗ったらサイアムスクエアに行けるかもしれないが、残念ながら島には行けません)




ああ、最近(注4)はスランプだ! 
気の利いたことを書こうとして、ドンドン、ドツボにはいっていく!





注4;生まれてから、ここ数十年スランプです。











で、気をとりなおしてスラタニとサムイ島のフェリーです。


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船着き場です。スラタニとサムイ島を1時間半で結びます。


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デッキにはなぜか大きな亀が!



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亀の中に入って遊べます。
うちのチビは大喜び。




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近くには子ガメも。印象的な目でした。



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この船は第31国際丸という名だったようです。船内の看板です。




この亀が気になってgoogleでググッてみました。
すると、この船は小豆島と高松を結んでいたのではないですか!


しかも、そのフェリーの愛称が「海がめ号」 ← そのまんまやんけ!

http://www.olive.or.jp/ship/matsumoto/2007/06/post_37.html






南への旅4;サムイの「お得」なホテル

南への旅3;温泉とフルーツ三昧
の続きです。


「お得」
ときけば、私は結構敏感に反応します。


「お得」と聞けば万難を排して駆けつけますし、「お得」のためなら多少の損をしてもやむ得ないとも思います。

飛行機のマイレージなど、航空賃が多少高くてもマイレージのたまる会社を選びますし、
レートが悪くても、ポイントが溜まるクレジットカードを使ったりします。

(航空会社やクレジットカード会社の思うつぼ!)


そんな「お得」好きの私ですが、他人の「お得」にはなぜか、複雑なものを感じます。



「デジカメを30%引きで」買って「お得」と思いホクホクだったのが、

誰かが「35%引きで買った」と聞けば、いきなり損をした気分になります。


先日も航空機に乗る際に、エコノミーのカウンターで、
「ビジネスにヘ変更してもよろしいでしょうか?」
とチェックインカウンターの職員が尋ねます。

「ああ、いいですよ」
と前の人が答えました。

いやあ、いつもビジネスばかりなのだが、たまにエコノミーを使ってみたかったのに、今日もビジネスかあ。(ウソばっかり)

と言おうと待ち構えていたら、何も聞かれず、チェックインが終了しました。

よっぽど、
「ビジネスに変更しても私は構いませんよ」
と言いたかったのですが、最後のプライドが私にも残っていたのか、何も言いませんでした。


前の人が普通にチェックインしていたら、こんな損をした気分にならなかったのに。
むしろ安いディスカウントチケットが買えて「お得」と嬉しかったのに。

人が「お得」な目にあっただけで、こんな損をした気分になるのです。



さて、前振りはこのあたりで。


で、今回のお題は、

「私の『お得』体験です」 ← 嫌なヤツ!


とあるコネクションで超高級ホテルにお得価格でサムイ島に泊まってきました。
といっても、結構高いのですが、普通に泊まると6000バーツ以上、時期によっては1万バーツ近くかもしれない高級ホテルです。



こんな高級ホテル泊はもう一生ない! → 嫁さん&チビ
断言



Q Signature SAMUI Spa & Resort
(キュー シグネチュアー サムイ スパ & リゾート)


ポプットビーチの小高い丘にある、タイスタイルと西洋スタイル融合した建築様式の超高級ホテル。
元ペニンシュラ ホテル サムイです。
プールは2ヶ所ですが、2ヶ所とも流行(はやり)の海へ落ち込むように見えるスタイルです。


スタンダードルームでも高いのですが、今回はなんとデラックスルーム。しかもシービューです。
観光客が減って値段が安くなっているところにむけて、コネクションで安くなり 3000バーツで泊まりました。通常はこの倍以上の値段です。


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小高い丘から見える目の前は海。もちろん海に下りることもできます。
急な斜面にあるので電動カーで移動します。



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広いバスルーム。この写真では判りにくいが前面ガラス貼りで開放感満点。




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木で統一された上品な内装です。




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チェックイン(お昼)直後にチビが眠ったので、昼食は豪華ついでにルームサービスをとってしまいました。ベランダで海を見ながら食べます。
一生分の贅沢をしてしまいました。




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ウェルカムドリンクも、さすが上品です。
(お絞りで首筋や脇の下の汗を拭く私への冷たい視線はあったのか?)




Q Signature SAMUI Spa & Resort
24/73 Moo 5, Bo Phut, Koh Samui, Suratthani 84320
Tel 077428100
http://www.qsignaturekohsamui.com/

さくらぎちょう的ミシュラン

ロケーション
★★★☆☆

コストパーフォーマンス
★★★☆☆

サービス
★★★★☆

ユニーク度
★★★☆☆

設備、サービスなどさすが超高級ホテル。
3000バーツならコストパーフォーマンスは抜群です。
が、こんな高級ホテルは私の柄じゃない。





Imperial Boathouse Boat suit
(インペリアル ボートハウス ボートスイート)


オススメ! バンコクの格安リバーサイド リゾートホテル
で紹介したような、ボート(米運搬船)を模したホテルがあちこちに出来ていますが、そのハシリはこのサムイ島のインペリアル ボートハウス ホテル。

このホテルですが一般の客室も多くあるのですが、やはり目玉はその名のとおり「ボートスィート」。
多少古くなったとはいえ、「スイート」です。安くて6000バーツ代から時期によっては1万バーツ近くします。 が、今回は3000バーツで宿泊です。



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米運搬船の概観です。2Fが入り口です。




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2Fのリビングです。結構広い。



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リビングの逆側からの写真です。




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1Fに降りたところが多目的室です。



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その奥にある寝室。なんだか隠れ家みたいでワクワクする。




The Imperial Boat House Hotel
83 Moo 5, Choeng Mon Beach
Koh Samui, Surat Thani 84320, Thailand
Tel: 07742-5041-52
http://www.imperialhotels.com/boathouse/

さくらぎちょう的ミシュラン

ロケーション
★★☆☆☆

コストパーフォーマンス
★★☆☆☆

サービス
★★★★☆

ユニーク度
★★★★☆




その他、サムイの写真です。


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サムイのチャウエンビーチ。白い砂浜・青い空。絵に描いたような素晴らしいビーチです。




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ビーチの物売りのおばちゃん。タイの物売りは、あまりしつこくなく、会話を楽しめます。






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椰子の木とビーチ。南国ですねぇ!



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やっぱり、リゾートといえば、ビールです。




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砂のアップ! サンゴの破片、貝の破片が目立ちます。(だから白い砂浜です)

南への旅3;温泉とフルーツ三昧

南への旅2;草木染めと清流ハイキング
の続きです。


タイには温泉が少ないような印象を持たれているようですが、実は結構良い温泉があるのです。

先日も、ラノン県の人が「ラノンの温泉の泉質はで3本の指にはいります」など言っていました。

・トムヤムクンは世界3大スープです。 (あとの2つは何だ?)
・ティロスーの滝は世界3大瀑布です。 (ナイアガラ、イグアス、ビクトリア、、、あれ? ティロスーはどこに行った?)
・トンチャイは世界3大歌手の一人です。(ディックリー、トンチャイ、谷村新司 、、、ほんまか?)

など、「世界3大,,,,」がとても好きなのでした。



が、とにかく温泉です。



ラッブリ温泉

足湯の温泉(ペッブリ温泉)


で、バンコク近郊の温泉を紹介したり、

タイの一押し!温泉宿

で、温泉宿を紹介したりしてきました。


で、今回行ったスラタニにもいい温泉があるのですよ。

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整備された屋外の浴場。湯船の中に椅子がある状態です。
熱すぎてタイ人は誰も浸かっていない。



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こっちは、普通の湯船。みんな縁に腰掛けて、足湯状態です。



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温泉に隣接する県立宿泊施設。残念ながらまだオープンしていません。


温泉所在地;スラタニ(Surat Thani)県プンピン(Phun Phin)郡タサトン(Thasathon)タンボン
(スラタニ市街地から南西に30kmほど)
問い汗先;タサトン町役場観光案内 0-7729-4011








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マンゴスチンの木です。果物の女王と呼ばれています。白い上品な果実がとてつもなくおいしいのです。




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マンゴスティンのアップ。熟すと濃い紫になります。




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果物の王様。ドリアンの木です。




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ドリアンの中でも実の大きいモントンです。旨いドリアンは本当においしい。





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こっちはドリアンバン。小粒な原種ドリアンです。抑えた甘みがおいしい。





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ランブータンの収穫中でした。





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ランブータンの大木です。




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大きな木では、こんな風に木に登って収穫します。





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ランブータンのアップ。旨そう!! 昔は(青年海外協力隊員のときは)、マンゴスチンやドリアンは高くて滅多に食べれませんでした。 ランブータンは安いので毎日のように食べていました。




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ランブータンとマンゴスチン、こんな風に盛ると高級フルーツに見えます。
今回の旅行で死ぬほど食べました、、、、、









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立ち寄ったワット・プラマハタート寺院です、
タイに来たら、ワット・プラケオ寺院におまいりするのはタイの常識。
ナコンシータマラートに来たらワット・プラマハタート寺院にお参りするのもタイの常識です。





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寺院の中の涅槃仏です。







この日泊まったのは、ナコンシータマラートのリゾート カノムビーチ(Khanom Beach)にある Supar royal Beach Hotel;
値段もまあまあ(1000バーツ強)、設備もまあまあのホテルでした。

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プールから見たホテル。タイ人ターゲットのホテルのせいか、(タイの連休なので)満室でした。


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海沿いのホテルのレストランです。高級ではないが、夜に星を見ながらの食事はなかなかです。




Supar royal Beach Hotel
51/4 Moo 8 Amphur Khanom Nakhon Si Thammarat
Tel;0-7552-8552

さくらぎちょう的ミシュラン

ロケーション
★★☆☆☆

コストパーフォーマンス
★★☆☆☆

サービス
★☆☆☆☆

ユニーク度
★☆☆☆☆

まあ、普通のタイ人向けリゾートホテルです。




南への旅2;草木染めと清流ハイキング

南への旅1;ゴム園

の続きです。



2泊目;ナコンシータマラート(Nakhon Si Thammarat)県キリウォン村(Khiriwong Village)ホームステイ


南部への旅行企画中;80バーツの宿

で書いたキリウォン村でホームステイです。



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キリウォン村の様子


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村はずれから川沿いの道を遡っていきます。気持ちのよいハイキングコースです。



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清流が続きます。



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野生のバナナもありました。実が小さくて食べれません。


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フタバガキの大木も多く見られます。
熱帯巨木がバンコク近郊にあった  も参照)


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途中では材木を切り出していました。これはドリアンの木のようです。身の小粒なドリアンバンを切って、身の大粒な品種のモントリーを植えるそうです。ドリアンバンは甘みが抑えられて好きなのですが、、、、商品価値としては低いのでしょうね。




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今日のホームステイ先、、、、、なんと村一番の豪邸です。
村の暮らしを期待していたのだが、ちょっとがっかり。でも、嫁さんは「快適」と大喜び。
ホームステイの代金は1人1泊、80から120バーツとのことだったが、「最高級」で120バーツです。




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ホームステイ先でのんびり読書。至福のひとときです。




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この村の特産品草木染めです。
(この人が、婦人グループの会長の アリーさん です)




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絞り染めです。なかなかいい感じ。




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こちらは草木染めのバティック(ロウケツ染め)





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鮮やかに描いていきます。




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出来上がったロウケツ染を干しています。





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こちらは、フルーツのランブータンの草木染め。シルバーのいい感じの色です。




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出来上がった草木染めです。手前真ん中のオレンジのものがマンゴスティン染めです。
この色がすっかり気に入りました。




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小物も各種作っています。ついつい大量に買ってしまいました。
この色、全部草木染めです。

Moo Ban Khiriwong Village
Tambon Kum Lone sub-district, Amphoe Lan Sapa district,
Nakhon Si Thammarat province
Accommodation: 100 baht per person per night
Meals: 50 baht per meal
Guided tour of the community, gardens and plantations: 150 baht per person per trip
Porter’s fee: 300 baht per person per day
Community service fee: 100 baht per person per trip

Activities
Learn about the local way of life, Khao Luang peak nature study trip, tour of gardens and the community
Tel: 0 7530 9210, 0 7530 9010


さくらぎちょう的ミシュラン

ロケーション
★★★★☆

コストパーフォーマンス
★★★★★

サービス
★★★☆☆

ユニーク度
★★★★★

ホームステイ(民宿)なのでこういう評価が妥当かどうかは別として、、、、、

南への旅1;ゴム園

南部への旅行企画中;80バーツの宿

で書いたように7月4日から8日まで5連休を利用して南部に行って来ました。


1泊目;スラタニのゴム栽培農家でのホームステイ


スラタニ(Surat Thani)の街中から南へ約50km。バンナー郡(Bang Na District)にある普通のゴム農家にホームステイしました。


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これが宿泊したゴム農家。家の周りがゴムの木だらけ。この家は50ライ(1ライ=0.16ヘクタール)のゴム園を持ちます。


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炊事場です。井戸水をポンプでくみ上げて使用します。


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水浴び場。もちろんお湯はありません。洗面器に水をくんで水浴びです。さすがに3歳のチビはきつくて、からだを拭くのみでした。





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いただいた晩御飯。南部料理中心です。オイシカッタ!





夜は、カエルの声、チンチョの声、その他いろいろな懐かしい音の中でぐっすり寝ました。
お婆ちゃんのベッド(=この家の一番特等ベッド)をわが家族に譲ってくれました。
涼しくて、明け方は薄寒い程でした。



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深夜からゴム液採取の仕事があります。 まずゴムの木を傷つけます。


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嫁さんもやらせてもらいました。


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ゴムの樹液が流れ出てきます。それをココナッツの入れ物で受けます。



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明け方に採取してまわります。この日の収穫は3人がかりで約40kgです。1kg当たり45バーツ程度とのことで荒利1800バーツ程度。南部のゴム園農家は比較的裕福なのです。


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ゴムの樹液は、凝固剤を混ぜて固め、機械でのします。



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干してできあがり。

ちなみに、この家では家族・親戚のみで作業をしていますが、毎日深夜から早朝にかけての重労働のため、東北タイやミャンマーの出稼ぎの人がたくさん働いています。
逆にこの地域から他への出稼ぎは少ないようです。



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農家では豚も飼っています。



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鶏も飼っています。



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うちのチビも近所の悪ガキたちとすぐ友達になり走り回っています。
林間学校にきた気分です。



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タイのお約束。朝のタンブンです。


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こちらはもう一つの主作物、油椰子(パームオイルを作る)です。