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協力隊員の報告書は、主観的な物語であってほしい(間違っても、客観的な報告をしないように)

青年海外協力隊員の書く業務報告書はいままでかなり読んできたと思います。

理由は、「面白いから」です。

「専門家」と呼ばれる人の書く報告書や大学の先生や修士などの学生が書く報告書に比べて、格段に面白いのです。

もちろん、面白い報告書もあればつまらない報告書もありますが、協力隊員の報告書がとっても面白いものにあたるのは事実です。

なぜ、面白いのか?

専門家と言われる人の報告書は、「あるべき姿」があらかじめ想定されているのではないかと思います。そして、その姿に沿った報告書が多い。そのために、多少の創作もあるかもしれませんし。(美しく脚色して報告)アカデミックな論文は、無駄がそぎ落とされていて、読み物としてはつまりません。
もちろん、どちらもテーマによっては興味深いのですが、読み物としては面白くないのです。


協力隊員の隊員報告者は、まさに「現場で」協力隊員が考え・苦悩し・試行するさまが赤裸々に書かれているものがあります。隊員の体験・経験が「物語」として書いているのです。「物語」であれば、読み手が実際の場にいなくても、その場にいたかのように感情も移入できますし、自分の疑似経験として学ぶこともできます。
それが、隊員報告書のおもしろさではないかと思います。

もう一つ重要な点は、隊員報告書がきわめて「自分(人)を中心とした主観的な物語」であるものが多い点です。
専門家の報告者や論文は客観的、少なくとも客観的に書くことを心がけられています。 事実を客観的に把握するのは重要ですが、客観的に判断するというのは本質的には無理があります。それを、なんだかんだ屁理屈をつけて、「客観的な判断」のように見せかけているのです。だから、面白くない。
協力隊員の報告書は、「主観的」だから面白いのです。(基本は主観的ですが、事実関係は可能な限り客観的であるよう心がけましょう)

協力隊の皆さん

あなたの、主観的な物語の報告者はとっても面白いのです。
そして、それが協力隊活動を行えない多くの人や協力隊事業の関係者に役立つのです。

自信を持って、人を中心とした主観的な物語(体験談)を書きましょう。

とっても期待しています。


http://okui.blog77.fc2.com/blog-entry-143.html
↑ 関連記事

京王線さん
コメントありがとうございます。
自分の書きたかったことを判りやすい言葉で書いてくれましたね。

報告書は「自分物語」ですからね。働いている相手や対象と近ければ近いほど、自分と照らし合わせて考えます。報告書には自分の生き方と向き合い、そこでどう行動していくかという視点があるから面白いのだと思います。

そのような報告書を個人的に協力隊員に期待しています。

さくらぎちょうさんの今の仕事は、対象者の顔がちゃんと見えるプロジェクトなのだと

現実のリアルの仕事はここでは書くつもりはありませんが、どうしても多かれ少なかれマクロの視点がはいります。それ自体は構わないのですが、「対象者の顔が見えないことがあってはいけない」というを強く感じています。あたりまえのように思えますが、京王線さんの例でもそうかもしれませんが、意識しないとついつい「森だけを見る」ことになってしまいそうです。「木を見て森をみず」ではいけませんが、「森を見るためには木も見ないとだめなのです」

開発を行う人は、「1日1ドルの生活がどういう生活なのか」身を持って知って欲しいというのも同じ理由です。

京王線さんは、嫌と言うほど、「身を持って知っている」ので余裕を持って話ができるのだと思います。
[ 2006/11/13 02:23 ] [ 編集 ]

何故

面白くないかと考えたら、リアリティがないからです。言葉の定義から入ったり、一般的な理論を話してしまったり、、、
しかも今の仕事といったら、扱っているプロジェクトの対象者は大きいけれど、数やパーセンテージをみることに没頭しているのが事実です。数や%でみるので、貧困を自分のものとしてみることができないのです。だから、国連や世銀の考え方がおかしいということに気がつくのです(おかしいけど、マクロの面からみたら、そうなってしまうのかもしれないけど、、、あと、バクッと最低線だけ押さえたら、あとはどうにかなると思っているところもあると思います。人間って思いのほか逞しいですからね)。
その点、協力隊や草の根に近い仕事をしている人は、「人間」をみているから、それぞれの物語があって面白いのだと思います。
さくらぎちょうさんの今の仕事は、対象者の顔がちゃんと見えるプロジェクトなのだとブログを読んでいて分かります。
[ 2006/11/13 01:30 ] [ 編集 ]

協力隊の

報告書は「自分物語」ですからね。働いている相手や対象と近ければ近いほど、自分と照らし合わせて考えます。報告書には自分の生き方と向き合い、そこでどう行動していくかという視点があるから面白いのだと思います。
私はNGO,協力隊時代、そして今、と帰国する度に講演をしていました。NGO時代から私の話を聞いてくれていたNHKのプロデューサーから、「大学院に行ってからの京王線の話は面白くなくなった」と言われました。つまり、自分の言葉で開発について話せなくなってしまったのだと思います。
[ 2006/11/13 01:21 ] [ 編集 ]

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