日本にはすでにOLPC(100ドルノートパソコン)があった

100ドルノートパソコン OLPC(デジタルデバイド 建前編その2) の続きです。


日本には、実はすでにOLPC(One Laptop Per Child;子供全員のラップトップコンピュータ)が何種類もあるのです。


まず代表的なものは、PSPDS Liteです。

ポータブルのゲームプレイヤーです。いずれも本体価格で2万円(170ドル程度)を切る値段で、機能的にはちょっとしたコンピューターです。

小学生のころからこのようなコンピュータを使いこなす子供や若者は、情報社会に適応し、かつ活用する訓練がつめていると思います。

そのように言えば、ゲームマシンの子供への悪影響に眉をひそめる大人が沢山いると思います。

確かにゲームマシンのネガティブな側面はあるのだと思います。但し、それらこそが、教育の問題、管理の問題であり、「ゲームマシンの問題」との問題のすり替えをすべきではないと思います。


次に代表的なものは、携帯電話です。

現時点のほとんどの携帯電話はコンピューティング機能こそは不十分ですが、通信・コミュニケーション機能でいえば相当の能力を持っています。また、その機能を使いこなし、活用し、新たな使い方を開拓しているのも、また子供や若者です。

デジタルデバイドの軽減のために、「ゲームマシンや携帯電話を使えない大人に教育を!」というのならまだわかりますが、「デジタルデバイドの軽減のために子供に教育を!」というのは、どう考えてもナンセンスです。

MITの100ドルノートパソコンプロジェクト(OLPC)はこのあたりをよく考えたプロジェクトだと自分は思っています。

ICT技術に関する「子供の教育を大人がする」のではなく、「子供の教育を子供自身がする」という考え方です。


開発途上国でのデジタルデバイドを考えるうえでの大きなヒントが自分は、ここにあると思います。

次に、本音編として書いていきたいと思います。

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