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障害者とエンパワーメント

エンパワーメントって知っていますか?
エンパワーメントとは新しい言葉・概念なので誤解している人も多いと思います。単語の意味としては、「能力をつける」「権限を与える」ような意味で、単なる「能力向上」のように使っている人もあるように思えます。エンパワーメントとは、「住民の一人一人が自分たちでもできるんだ」との意欲をわかせることです。

例えば、飢餓にあえぐ人に、
「米を与えるのが、緊急支援」
「米の作り方を教えるのが、技術指導」
であれば、
「自分も頑張れば米を作ることができるんだ」
という気になるのがエンパワーメントなのです。


障害者のエンパワーメントを例にして、もう少し説明します。

以前の障害者支援のアプローチといえば、医療的支援・教育的支援・就業支援・制度的支援などを行うために、政府官僚・医師や理学療法士、作業療法士・学校教員や職業訓練教師やそれらの支援を行うために施設などの運営支援などを行ってきました。

障害者のエンパワーメントのアプローチは、それらのアプローチと異なり、障害者自身をサービスのコンシュマーとして位置づけ、賢いコンシュマーを増やすための活動を行なうことです。つまり、法的整備を行う必要があれば障害者が政府に働きかけ法的整備を行う地方自治体の支援が必要であれば地方自冶体に働きかける。医療サービスが必要であれば必要な医療サービスを求める。教育が必要であれば必要な教育を求める。情報が必要であれば、必要な情報サービスを提供するよう働きかける。。。そういうことができるようになることを、「障害者のエンパワーメント」と呼びます。

「本当にそんなことができるのか?」という疑問があると思います。エンパワーメントアプローチはまだまだ新しい手法だと思います。
しかし、その有効性は実践により証明されつつあります。

考えてみれば、「あたりまえ」です。たとえば、人間はだれも情報が欲しいのですが、「政府広報」のみをありがたがって情報とする人がいるでしょうか?色んなテレビ番組、書籍、雑誌、インターネットの膨大な情報....いろんな情報を自分で選んでいます。「障害者だから情報は自分で選ばない」というのはありえません。病院も近所のクリニックに行くのか、県立病院に行くのか、大学病院に行くのか自分で判断します。障害者だって自分で判断できるべきです。そんなあたりまえのことが、障害者に与えられないことのほうが異常です。でも、その異常を異常と気づかなかったのが昔の自分でした。

「障害者『でも』できるんだ」といのが今までのアプローチであれば、「障害者『だから』できるんだ」ということに気づいてもらうのが、エンパワーメントアプローチです。
実際に、非障害者が行なうより障害者グループが行うほうがうまくいっている地域開発プロジェクトの方がうまくいく事例がどんどんでてきています。「移動が大変」「目が見えない」「耳が聞こえない」というような物理的なハンディより、「なんとしてでもやり遂げるんだ」という意欲の方が上回って結果と思われます。
「やればできる」事例を積み上げていくことが、重要だと思いますし、それだけではなく、「非障害者」への刺激へともなっていくとも思えます。

とりあえず、「エンパワーメントの入り口」のみを書いてみました。

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