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青年海外協力隊員への手紙 その1 ;充実した協力活動とは?

青年海外協力隊員の皆さん

協力隊員へ「協力活動が充実しているか?」の問いをされたら、どのように答えますか?

実は自分の狭い人生を振り返ると、いままでに「今充実している」と思ったことはありません。
「あのころは充実していた」と思うことはあっても。

そういう意味で、協力隊員であろうがなかろうが、「いま充実している」と話せる人は幸せです。

さらに、自分の協力隊時代を考えると2年間の任期の9割以上の時間はイ
ライラしていました(99%かな)。
帰ろうと思ったこと数知れず、本局部課長に「上司を代えてくれ」と言
ったこと数回、上司に「俺はお前とはやっていけない。帰らせてもらう。」と言ったことが1回あります。(これでよく帰らなかったもんだ)
少なくとも自分の協力隊員の任期が満了したら絶対にタイに来ることはないと思っていました。(それが、なぜかタイ滞在4000日を越えてしまった、、、、苦笑)

それでも、なんとか任期短縮にならずに2年間満了できたのは、タイ人のやさしさでもあったのですが。(イライラする原因もタイ人ですが)

いま振り返って考えれば、協力隊の2年間はその後のタイ滞在に比べて最も充実していました。あんなにイライラしていたのに。(今から思えば、ストレス性の下痢、頭痛、微熱に悩まされ続けた2年間でした。日本に帰った瞬間、そのような不調はすべてなくなりました)

なぜかと今考えると

1)とても人の良いタイ人が周囲に沢山いた
 ストレスの元もタイ人であれば、支えてくれたのもタイ人でした。

2)意識の高いタイ人がいた
 自分の考える問題意識を理解してくれるタイ人は残念ながら配属された職場にはにはいませんでしたが、バンコクで出会えることができました。その人と将来のタイのあるべき姿を語る事にどれだけ勇気づけれらたか、、、。

3)自分の業務を評価してくれるタイ人がいた
 任地ではなかなか自分の業務を評価してくれる人がいなかったけど、
本局職員が理解してくれました。
(でも、その前に本局職員へのプレゼント攻勢や子供への家庭教師まで
して、自分を見てくれるよう努力しましたが。これはタイ語で「アオチャイ」と言って悪いことではありません)

4)その結果として少しずつであるが、良い方向に向かっている感触を
感じた。

だったのかな、と思います。


特に4)の要素は大きいと思います。
あなた、冷静に考えて、良い方向に向かっているという感触を感じてい
ますか? 「感じないこと」と「やりがいを感じない」こととに相関関
係はありませんか?

そうであれば、どうすればよい方向に向かっているという感触を感じる
ことができるのでしょう? もちろん特効薬はありません。でも、どうすれば、少し良い方向に行くのか? そしてそれを自分で感じることができるのか? アイデアが浮かんできませんか? 「やりがい」を感じる為のアイデアは解らなくても。

タイのような大きな国で、1人の協力隊員の重みははっきり言って、とても小さいです。

日本で、1人の人間ができることは限られるように。

できることは限られています。でも、良い方向に向かう活動なら、小さ
な活動でも、それは胸を張れることでもあるでしょう。本来、天才や偉
人を除いてそんな大きなことができますか? 少なくとも私にはできま
せん。

私は協力隊が終わっての日本に帰っての就職の面接試験で、「1人の教師と2人の学生に私の考えていることを伝えました、あとの大勢の人には、残念ながら伝わりませんでした」と胸をはって言いました。面接者は「2年間でわずか3人」との印象を持ったようです。それは、常識的な感想だと思います。
でも、自分のなかでは一定の満足感がありました。3人にしか伝えられ
なかったというよりも、3人の将来への期待の方が大きいのです。



とりあえず、「充実した協力活動とは?」をテーマに書き始めました。
次回以降に続いていきます。

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