本日タイの総選挙が実施され、旧タクシン派の国民の力等(パラン・プラチャーチョン;PPP)党が予想以上の勝利を収めました。(本日22:40現在の情報で、約240議席獲得予定)
タクシン元首相が失脚したのは、反タクシン派の公務員・軍・エリート層の支持によるクーデターによるものであり、もともとタクシン政権は国民の圧倒的な支持を受けていたことを考えると、今回の選挙結果は当然ともいえる結果です。
クーデターの大義名分である「タクシン政権の汚職」もタクシンなき欠席裁判にもかからわず決定的な証拠を提出できなかったこともあります。
また、タクシン元首相が持ち株通信会社株をシンガポール企業に売却し、「売国奴」的な中傷も、法律に基づいた正当行為であり、それが良いかどうかは選挙で判断すべきもので、当然クーデターの正当性とはなりえません。
クーデター当時の日本のマスコミには、「民衆パワーがタクシン独裁政権を倒した」的な論調をとるものも多く、いかに日本のマスコミが信用できないかはっきり見た気がします。
何をともあれ、選挙違反による選挙のやり直しなど、現政権側の巻き返しなども考えられます。
はやく、政局が安定してくれることを祈っています。
参考記事;
マスコミの報道の偏り その1 マスコミの報道の偏り その2 タイのクーデター;とりあえずの総括 タイのクーデター;ちょっと戻って2006年3月の新聞記事
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