タイを語るときに、
「タイでは食料が豊富で食べ物に困らないから、のんびりしているのですよ」
などと語る人が大勢います。
食べ物が豊富なことと、のんびりしていることの因果関係は不明ですが。
(筆者は、関係ない! と思っています)
いずれにしろ、食べ物が豊富なのは間違いありません。
地方では、池には魚、道ばたにはパパイヤなど果物、カエルや虫などのタンパク質も森で採れるし、山菜も豊富です。貧乏でも飢え死にすることはありません。
タイ全土で森林が減少し、いわゆる里山が減少し、自然の食料は減ってはきているのですが。
ところが、タイの地方の人にとって自然の食材は減少し、山菜やカエル・虫などはかえって高級品となってきています。
そのあたり日本と共通するところはあるのかも。
(筆者も小学校・中学校のころは毎日のように、ワラビ・ゼンマイ・タケノコ・タラの芽・フキ・スカンポ・セリなどを採り山にいったものです。父親はたまにマムシや魚・鳥などをとってきました。こう書くと「どんな田舎だ?」と思うかもしれませんが、一応大阪の端っこです。)
で、代表的な山菜田舎料理のひとつは、ゲーンパー(山菜カレースープ)。
おなじゲーン(カレースープ)でも、ゲンキヨワーン(グリーン カレー)やゲーンソム(オレンジカレー)などは、精錬された味なのに対して、パラ(プララー;子魚の発酵させたもの)風味のあっさりした素朴な味です。山菜やキノコ、タケノコなどが具材です。
これが、とっても旨いのです。
やっぱり、タイ料理は田舎料理が一番!
このゲンパーはタイ料理店にはあまりありませんが、庶民的なイサン(東北タイ)料理店にいけばあります。ところが、前述したように山菜は高い(特にバンコクでは)なので、具材に本物の山菜を使うことはあまりありません。本物を食べようと思ったら、村にいくしかないのです。
で、今回のネタは実はこのゲンパーではありません。
ゲンパーの亜流で、ゲーンヘット(キノコカレースープ)です。
具材はズバリ キノコ! 代表的な森の具材です。

これは、野生のキノコです。地方に行くと道ばたで売っていたりします。

ゲンヘットの屋台。 様々なキノコがあります。旨そう!
残念ながら、このバンコクの屋台では栽培モノのキノコですが。

こんな感じでキノコをいれてパラ(子魚の発酵ペースト)とスープで煮ます。これで、30バーツ。キノコは高いので屋台食としては高め。でも、イサン(東北タイ)出身のおばちゃんには大人気の屋台です。
で、この屋台はどこにあるの? と言われるときつい。
あまり見かけることはありません。庶民的な屋台街を注意してみているとたまにあったりします。
この写真の屋台は、
ホワイクワン(Huai Khwang)には穴場の食堂がいっぱい でありました。

こちらは、カオジーです。
「ジー」とはイサン語で「ピン;焼く」のこと。「カオ」はそのままタイ語で「ご飯」の意味ですが、タイ料理の普通米ではなく、イサン(東北タイ)のモチ米のことです。
但し、カオジーはタマゴとじを塗ります。タマゴを塗ると美味しくないので、筆者はタマゴなしで注文します。

焼きおにぎりそのものです。 醤油を垂らしたい気分100%!!
(奥の黄色いのがタマゴを塗ったもの。手前の白いのは塗る前)
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コメントを読む/書く (2)
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この焼きおにぎりですが一度食べました。
もち米は承知の上ですが甘くて完食できませんでした。
今度はお醤油持参してトライしてみたいです。
そうそう。甘いタマゴがかかったカオジーは甘く不味くて食えません。醤油が欲しい! /さくらぎちょう
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