離婚交渉に立ち会った!

これは、以前筆者の勤務していたオフィスでの話です。

あるときから、ある若い男性スタッフが毎朝朝遅れてくるようになりました。

ほっとくわけにもいかないので、会議室に連れ込んで事情を聞きます。

「奥さんに逃げられ、子供を幼稚園に送るために朝出勤するのが遅くなっている」

とのこと。

「子供をほっておけ!」とも言えないので、まあ黙認しておきました。


そうこうしているうちにある日、この男性スタッフから

「逃げた奥さんと話し合いをするので立ち会ってくれ!」

との依頼がありました。


「エッ? なんでオレが立ち会うの? それって、完全にプライベートでしょ?」

「タイでは、問題が発生して交渉する際に、目上の人に後見人になってもらうことが普通。」

「でも、オレは外国人で言葉も習慣もよくわからない。やはりタイ人に頼んだ方が良いのでは?」

「両親が他界し、頼れる目上の人もいない。上司であるあなたに立ち会いをお願いしたい」

と、引き下がらず、紆余曲折があって結局立ち会いを引き受けた。

でも、何で男と女の間の交渉に立ち会うねん?

納得はいかないが、ここまで来たらやむえない。

奥さんは近所のレストランで住み込みで働いているということで、交渉場所はそのレストラン。
奥さんの後見人はそのレストランのオーナーとのこと。

奥さん;「もうこんな男とはやってられない。浮気なんかしあがって!別れる。」
ダンナ;「浮気はもうやめた。よりを戻してくれ!」
奥さん;「とにかく嫌なんだ別れる」

男の方は未練タラタラだが、奥さんの方に全くとりつくしまがない。
そんなわけで、離婚する方向で話がすすむ。


ところが大問題が!
夫婦には、小学生の子供がいるのだ。


奥さん;「女一人で生きていくのに子供がいては足手まとい、あなたが引き取ってくれ」
ダンナ;「男一人で子育てしながら働けない」

えっ? 普通は、親権を争うんじゃないの?
押しつけあうの?

で、その話し合いの席にはその当事者の子供もいるんですど、、、、、

うわあ! こりゃ、修羅場だ!!!

で、結局折り合いがつかなくなった。

タイでは、こういう時には警察が調停の場。
191番(日本の110番)などは気軽に相談するらしい。

「家の前に犬の死体があるからどうかしてくれ」

から

「隣の家がうるさい」

はてさて

「彼に身体を求められているの? 許してもいいかしら?」

まで、何でも気軽に相談にのるのがタイの警察らしい。

そんなわけで、警察署に調停にいく。

ふだんは怠そうな警察官だが、外国人(筆者のこと)が同伴の離婚交渉で警察官も張りきっているようだ。

筆者を意識してか、

「離婚交渉では、基本的に女性が保護されている」
と、ダンナに説教。
でも、子供の押し付け合いになると、やはり結論がでない。

そして最終的には町役場で相談することになった。

やはり、子供の福祉にかかることは町役場ですね。


で、町役場に移動。

で、やっぱり同じ主張の繰り返し。

役場のおじさんもそれ以上調整できない。

で、結論!

裁判しかない!


さすがに、裁判所への同行は勘弁してもらう!

でも、この男、このあとずっと独り身でした。



今回の教訓;

タイでは男の女の問題は、まず警察に相談!

でも、解決できません!


タイの警察

はじめまして。
15年以上前にBKKに3年程住んでいました。
タイの警察ってそこまでやるんですね~。
私の経験では「タイの警察には近寄るな」という教訓が出来上がっています。いままで幾ら巻上げられた事か・・・・。
しかし、タイの警察は優秀だ。という評判もありますが実際どうなんでしょう。
結構間抜けな犯人(大体実家へ逃込む)も多いですが誤認逮捕も多いのではないでしょうか。
庶民の協力も相当有るのかな(おせっかいだからな~)
[ 2008/06/25 15:02 ] [ 編集 ]

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