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国際協力・地域開発と情報

タイの中でも東北地方は「イサン」と呼ばれ、貧しいとされる地域です。

ただし、同じ「イサン」といっても「バンコクから車で3時間のナコンラチャシマ(コラート)」と7時間の「ヤソトン」では社会状況も経済的状況も全く違います。
今でも電波が届かなくて携帯電話が使えない地域は多数存在します。でも、そんな地域が「携帯電話の電波が届く」ようになると一気に携帯電話が普及してしまいます。村でですよ。

最近私が思い始めたのは、情報というのは本当に重要な世の中になってきたんだということです。
「インフラ整備」といっても、「道路建設」より「情報網建設」の方が、村の経済・社会状況に与えるインパクトが大きいのではないかということです。


たとえば、ある作物を村で作っています。 どのような作物を作るのか、どのような時期につくるのか、どのような栽培方法とするのか、いかに高く売るのか、、、、
少しでも現金収入を増やして「豊か」な社会にするため、いままで何人もの青年海外協力隊員が活動してきた課題です。各々の技術にフォーカスをあてた(野菜隊員とか家畜飼育とか)や利用できるリソースの活用法にフォーカスをあてた協力隊員(村落開発隊員とか農業共同組合隊員とか)などの活動をしてきました。 
ただし、以前は村落の中で完結していたプレーヤーが、交通機関の発達によりどんどん広域化していき、たとえば栽培作物を販売する場所が必ずしも近くの市場とは限らなくなってきました。(さらにいえば、無農薬野菜など付加価値のある製品をバン
コクの消費者と直接結びつける動きなどまででてきました)
村の中でグループ化して共同組合を作って、、、、という手法が必ずしも通用しなくなったのです。 
この動きが、携帯電話の普及によって、さらに劇的に変わるのではないかというのが、私の推測です。 つまり、たとえば、今までは情報のない農家は、ミドルマンの言い値で作物を売るしかなかった、、、それに対して「グループ化して共同仕入れ共同販売しましょう」というのが、いままでの発想でした、しかし、携帯電話があれば、バンコクの市場に携帯電話で価格を確認して適性価格を知ることが、「自分の農地」にいながらして可能となるのです。もちろん、いろんな作物の価格動向なども。
多分そのようなことができるのは、最低限の教育を受けた人だけでしょう。 でも、農家の娘・息子がいまは、結構大学(含む:ウィティアライ・ラチャパット)に行っていますよね。その大学の質に関しては学校否定的な意見も多くありますが(かつ、かなりの部分に同意しますが;笑)、それでも確実に教育の質は高くなってきています。

しかし、ここ数年で、劇的な変化がタイの農村におとずれる予感を個人的には怖いほど感じており、それに対応できる協力をしなければならないとの思いをひしひし感じているところです。

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