GM車がタイで売れる理由=燃費

最近、アメリカのゼネラル・モーターズ(GM)のシボレー(Chevrolet)をタイの町中でよく見かけます。 
世界的にはGMの売り上げは激減しているとのことなのですが、なぜタイでこんなにシボレーを見るのか? 
あっちもシボレー、こっちもシボレー。あっちもコロラド(Colorado;シボレーのピックアップ車)、こっちもオプトラ(Optra;シボレーの乗用車)状態です。

実際にニュースをチェックしてみると、タイではシボレーは前年比28%の伸びを示しているようです。オプトラに関しては前年比1000%の伸びで供給が追いつかない状態のようです。


で、なんでこんなに急速にシボレーがタイで売れているの?


答えは、

シボレーは「メーカー純正モデル」で天然ガス自動車(NGV;Natural Gas Vehicle)を販売しているから。

タイでは、プロパンガス(LPG;Liquefied petroleum gas)で動く車は以前から使われていました。ガソリンに比べて燃料が安価なので、特に走行距離の多いタクシーなどではほぼLPGです。(燃料タンクをトランクに格納するのでトランクスペースが小さくなるデメリットはあります)

ところが、最近は天然ガス(CNG;Compressed Natural Gas)を燃料とするNGVが大ブームなのです。


タイは、天然ガス産出国。 そのため、政府が政策的に天然ガス(CNG)の税金を低く抑えているため、圧倒的に燃料代が安いのです。 

街中には、ガソリン車を天然ガス車に改造する店が繁盛しています。 でも、「改造はちょっと不安」という人が、メーカーオプションでNGVを用意しているシボレーに飛びついているのです。


タイでもトヨタがハイブリッド車の販売をするそうですが、少なくとも周りのタイ人は「そんなもの誰が買うのか? がっかり!」という人ばかり。

「トヨタがNGV車を販売したら購入するが、ハイブリッド車なんて興味ない」という人ばかりです。


「低公害で燃費が良い」NGVがタイでは環境にも良い車なのです。



ちなみに、タイでの燃費の順は、

ガソリン > ガソホール(アルコールとガソリンの混合) > LPG > CNG

です。


シボレーオプトラ
街中で見かけたGMのオプトラ;メーカー純正NGV。NGVとCNGのエンブレムが読める。


トヨタVIOS
こちらはトヨタのVIOS。ガソリン車をNGVに改造したもの。


改造工場
街中の改造工場。LPG対応にもNGV(CNG)対応にもできる。CNGの方が安いが燃料補給はLPGの方が容易。


改造工場2
多くの車を改造して大繁盛!











[ 2008/08/16 00:54 ] タイ政治・経済:経済 | TB(0) | CM(1)

ni-na5

改造費はLPGで25000B、NGVは14000B。
ガス代は1K当たり(単位不明)LPGは11B、NGVは8B。

これからはNGVが増えていくでしょうね。
[ 2008/08/16 10:36 ] [ 編集 ]

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