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空港占拠;笑顔でNO!

いやあ、やはりタイはすごい国です。

2004年のインドネシア沖地震と大津波では、プーケットでボランティアとして多少のお手伝いをしました。
インド洋の大津波
で書いたように、タイといく国のトラブル対応能力の高さを見せつけられました。

やっぱりタイという国はふにゃふにゃした印象がありつつ、すごい国なんだと思ったのです。


今回の空港封鎖騒動は、日本からみれば、タイはとんでもない国!

・デモ隊をなんで警察が取り締まらへんのん?
 →警察は、真面目に取り締まる気なし。
  (死人がでたら、また警察が悪モンになるけんけ!)
   警察内部でもさまざなな意見があり一本縄ではない。

・公共の場所である道路、政府庁舎、空港などを占拠して、違法じゃないの?
 →違法かどうかは、状況によりきまるんやで。
   規定や法律で決まるような硬直的なシステムはアカン。
  ( 事実は、力関係で決まる も参照 )

・PADは、「民主主義のために戦っている」というけれど、空港占拠で自分達の主張を押し通そうとしている。それって民主主義?
 →PAD式民主主義とは、「タクシンを支持するようなアホは無視して、国王に信任されたカシコイ、エエヤツに任しトクことやで。
  悪いヨウにせんから、エエようにしたるから。

・非常事態宣言をし5人以上の集会を禁止しているのに、首相はなんで取り締まらないのか?
 →軍も警察も、首相のイウコトなんかキカヘンからや。
 (シビリアンコントロールなんて言葉はこの国にはない。陸軍司令官も海軍司令官も空軍司令官も警察長官もみんな一国一城の主!)
  「2006年クーデター」から「PADの空港突入」までの経緯のまとめ  も参照

土地問題の交渉相手は美人弁護士だった  がうけたので、大阪弁で書いてみました。




こんなこと書くと、「なんて野蛮な国なんだ、タイは!」と思うでしょう?

でも、この混乱の中で、
・バンコクの東南120kmのウタパオ軍空港をオープンさせた
・BITEC(国際展示場)内に臨時シティエアーターミナルを本日にオープン
・バンコクの西南150kmのホワヒン空港でも国際線を運行

などと、つぎつぎに対応を打ち出している。

なお、筆者は今月中旬にはタイの政府関係者と一緒に北部のチャンライ(バンコクから1000km近い)に出張予定ですが、「飛行機が飛ばなかったら、マイクロバスを手配しといたるから」と今日言われてしまいました。 
「ありがとおっ!」 とは言いましたが、、、、、、
「1000kmをマイクロバスかあっ、、、、」
しんどそう! とちょっと憂鬱な気分。

飛行機が飛ばないことなんかモノともせず、逞しいタイ人達です。



閑話休題;

空港占拠は、完全に硬直状態になりました。
本日は、

・バンコク都庁前で政府支持者(UDD)1万人による政府支持集会
・PADが、占拠している政府庁舎を抜け出して、ドンムアン空港、スワンナプム空港に移動

などの動きがありましたが、「国際空港閉鎖」というような大事件が起きているのか? と思うくらい動きがありません。

理由は明白に2つ、

1つめは、12月5日の国王誕生日の前日に発表される「国王のお言葉」待ち。
「お言葉」は、国王の意思表示として大きな意味合いを持ちます。

そもそもタクシン元首相が失脚するきっかけをつくったのも国王のお言葉と言っても過言ではありません。巨大メガプロジェクトを推進し政財振興至上主義を展開するタクシン元首相に、「足るを知る経済(セイタッキト ポピアン)」を推奨し地域における小規模経済圏振興を推進する国王が、誕生日の国王のお言葉でかなり辛辣に非難しました。

今回、もしPADを支持するような言葉があれば、一気に現政権崩壊に近づくのではないかと思います。
しかし、ここまで過激な行動をしたPADを積極的に王室が支持できるのか? よくわかりません。
それに、もしPADへの支持を明確にして事態を収拾できなかった場合。これは王室の権威にかかわってくるような気がするので、軽々しくもちだせないような気がします。


2つめは、明日2日に、政権党PPPの選挙違反に関する判決(=解散命令)があること。
その場合のカギは、解党になった後の主導権争いが、どうなるかです。もちろんタクシン色が強ければPADは拳を下ろしようがありません。
選挙をしたらタクシン派を一掃できない(といより負ける恐れもある)ので、選挙を経ない挙国一致内閣のようなものになるのでしょう。

解党命令がだされる場合ですが、タクシン支持者の反発を配慮する必要があります。
どのように出されるのでしょうか。
前回の、タイラックタイ解散命令の際は、午後から判決がはじまり、結局深夜に発表されました。両支持者疲れ切っるのを待つ、非常にクレーバーな作戦です。
さすが嫌なときは、「NOと言わず」、「笑顔でサボタージュで意思表明」するタイです。

でも、「幹部の選挙違反は党ぐるみの違反とみなす」憲法のもクーデター軍事政権下で制定されたのですが、いやはや、、、、、という感じです。
そりゃ、「多かれ少なかれ選挙違反はあったでしょ!」
結局、恣意的に法律が運用されるタイは何も変わっていなかったという感じです。


余計ないざこざをできるだけ避けながらも、やることはやる、高度な政治駆け引きのタイを思い知りました。

この高度な交渉技術は日本は足もとにもおよびません。


で、結論!


タイ人は、やはりしたたか!!

ワケわからんことを言っているようで、とってもしたたかです。
(でも、あんまり深く考えていないかもしれない。持って生まれた才能か?)



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