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青年海外協力隊の課題と対策(ほんね編)

先ほど
青年海外協力隊の課題と対応(たてまえ編)
で、書いたことは、それが理想ではあっても、「現実的に本当に可能なのか?」との疑問がずっと私にも付きまとっています。 

まあ、JICA事務所が協力隊員活動の到達点設定とその正当な評価はきちんと組織的にやって欲しいとは思いますが、あまり非現実的な多大な期待はリアリティがないでしょう。

まあ、100歩譲って日本が(JICAが)組織的な対応をできたとしても、(一匹オオカミの多い?)協力隊員が組織的な対応をしてくれるでしょうか? さらに、その国の受け入れ先が組織的な対応をしてくれるでしょうか?
話が変わりますが、隊員の協力の主たる活動対象は何でしょう? 
例えば、障害者支援に関する隊員なら、活動の成果は
(1)「障害者の生活の質の向上」ですか? 
(2)「障害に関わる指導の能力向上」ですか? 
あるいは
(3)「施設が自立発展していく為の仕組み作り」ですか?

村落開発系ならば活動の成果は
(1)「住民の生活の質の向上」ですか? 
(2)「カウンターパート(=政府普及員等)の住民への支援能力向上」ですか?
 それとも
(3)「住民に効果的・継続的に配属先が支援していくための体制作り」ですか?

隊員により隊員の業務到達目標が異なるので一概には言えないと思うのですが、

どうも(1)はあんまり高度な業務でなく、(1)よりは(2)の方が望ましい。
 できれば(3)がベスト!

 、、、、、というような雰囲気がずっと協力隊にあったような気がします。 
でも、なぜそんな雰囲気があるのでしょうかねえ?


もちろん「理想」をいえば(3)であることは誰だってわかるし、すごく力のある協力隊員は(1)からスタートし(2)、(3)の活動をしてきたんだと思います。

但し、リアリティの面であるいは継続性の面で(3)を目標にしてしまっていいのかなあとの疑問を最近すごく感じています。

そもそも、カウンターパートは移動でいなくなってしまうし、組織も組織改変でなくなることもあるでしょう? そのときに、「協力隊員のやってきたことはなんなの?」という問いに、青年海外協力隊のOB/OGの人たちはどう答えますか? 「伝えたことがどこかで役にたつなら、『よし』としなきゃ!」っていうのは、言い訳、エクスキューズにすぎないといえば言いすぎですか?

最近私が、強く思っているのは、「協力隊の活動対象は(1)ではないか!」ということです。 
村落系であれば「住民」、障害者支援であれば「障害者」、
学校であれば、、、、まあ、教育分野は「学生」のほかに「先生」のいれても良いかもしれません。 
その、理由というのはいろいろあります。 「ボランティアの原点は、誰かの役に立つこと=役務提供だから」などという精神論をいうつもりはありませんが、私が考える大きな理由は次の2点です。

まず、「住民」なり「障害者」は「逃げることができない」ということです。 
その土地で農業をやっている人が他に転勤はできないし、ましてや障害者は絶対に障害から逃げられない。 これらの人がエンパワーメントされたら、これは、もうどうしたって継続性があるわけです。 

次には、当事者の真剣さ(潜在的真剣さを含む)は非常に高いのです。
 「公務員の真剣さの欠如」(例:詰の甘い開発計画の住民への指導)を村落で活動した隊員はみな体験していると思います。 しかし、住民(あるいは障害者)にとっては、自分たちの生活に直結する話です。どう考えてもインセンティブを見つけ出すのは(公務員へのインセンティブを見つけ出すより)容易でしょう。

上記のように「直接住民(対象者)に働きかける」活動を隊員が行った場合に、課題となるのは、「広がり」です。 隊員の活動の結果として「住民がエンパワーメントされたというモデルができる。」次に、そのモデルを広げる活動が必要となります。 
この部分について、実はタイにおいては、わたしはあまり心配は必要ないのではないかと思っています。 そんなに難しく考えなくても、タイ程の情報網がある国であれば、特別な仕組みなしでも「良いものは広がっていく」のではないかと思っています。

あるいは、村落・地域活性化の為の新たな情報メディア(携帯電話やインターネット)を利用した情報利用のモデル作成の協力隊員がいてもよいかもしれませんが、、、、。


まとめると、「開発の主体は、協力隊員でも政府職員でもNGOでもない」「開発主体は対象者(住民)である」ことを常に意識して活動するこによって、協力隊の任期の短さや後任との間に間があくことの負の影響を軽減することにも役立つ、そう思います。


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