「あぁ、風呂でええ気持ち」への道!

タイのお風呂
で、タイの湯船について書きました。

が大切なことを書きわすれていました。

そうです。
湯船だけでは「お風呂」にならないのです。

お風呂になくてはならぬもの!

それは、 熱い!お湯!

もともとついていた湯沸かし器では、熱いお湯は「ちょろちょろ」としか出ない。
そして、ちょろちょろ湯船に貯めても、貯めているそばからぬるくなってしまう。


で、湯沸かし器を買いに行きます。

日本でお風呂用湯沸かし器といえば、普通はガス瞬間湯沸かし器です。
だいたい実売10万円強程度で、温度設定はもとより追い焚き機能まであります。

それに対して電気のものは、貯湯タンクの水を沸かして貯めておくタイプです。深夜電力で沸かしたり、オール電化契約で割安な契約をしたりできます。

この2種類がほとんどではないでしょうか。
(ガス湯沸かし器の購入を2回したことがあり、その時に調べた程度の知識です。)

それに対して、タイでは実は状況が全く異なります。

まず、ガス瞬間湯沸かし器。
以前は売られたりしていましたが、現在はほとんどありません。
理由は不明ですが、
・タイのアパートやコンドミニアム(マンション)ではガス利用が禁止されているところがほとんど。
・都市ガスがないので、プロパンガスを設置するスペースが必要。(そして不便)
・後述の電気湯沸かし器が便利なので競争力がない

といったところだと思います。

対して電気湯沸かし器ですが、タイでは日本で主流の貯湯式電気湯沸かし器がほとんどありません。貯湯湯沸かし器のメリットは、「温度の高い大量のお湯を一時期に使える」こと。但し、シャワーが主流では、そんな大量に高温のお湯が一度に必要になるわけではない。湯船にお湯を張るときは確かに一気にお湯がでて気持ち良いのですが、高温のお湯が一気にでて危険だったりします。
それに毎日バスタブを使わないのなら(普段はシャワーの方が多い)、毎日沸かすのはコスト的に不利です。

ラムカムヘン通りのNASA VEGAS HOTELは、一泊690バーツで快適なコストパーフォーマンスに優れたホテルですが、このホテルのお湯はこの貯湯式のタンクです。気をつけないとやけどをします。

NASA VEGAS HOTEL
44 Ramkhamhaeng Rd.
Bangkok, Thailand
Tel : +66 (0) 2 719-9888
http://www.nasavegashotel.com/
8月に開通するエアーポートリンク(Airport Link;空港連絡鉄道)フアマーク(Huamark)駅スグ



で、電気式のもう一種類の方式;電気式瞬間湯沸し方式がタイではほとんどです。

日本ではこの方式はほとんどありません。
日本では、冬場など5度の水を一気に45度まで上昇させなければなりません。それには、15kWなどという通常の家庭用としては考えられないほどのパワーを必要とするのです。
出典;http://www.senideco.jp/eemax/conversion.pdf

でも、タイでは、20度からで良いのでそんなにパワーが必要ない。8KWもあれば十分です。


で、気をつけなければならないのは、

電気式の瞬間湯沸かし器には、

電気温水器

電気湯沸かし器
の2種類があるのです。

電気温水器はタイ語で「クルアン タム ナムウン」、電気湯沸かし器は「クルアン タム ナムローン」です。

そもそも、タイ人はお湯を浴びない。
でも冬は寒いので、「冷たい水でなければ良い」

その発想から出たのが電気温水機です。
「温水」とは「冷たくない程度」
なのです。

もちろんそんなもので湯船にお湯を貯められません。

で、電気湯沸かし器ですが、こちらもほとんどは「シャワー用」。
湯船にお湯を貯めようとすると、けっこうヌルイお湯になってしまいます。

普通に、カルフールとかBig-Cとかの電気製品売り場に行くと、
「電気温水器」かシャワー用の湯沸かし器しかありません。

ちゃんと、湯船用の電気瞬間湯沸かし器を買いましょう。

バンコクならホームプロなどのDIY店に置いていますが、地方では探すのはちょっとやっかいかも。



P1030253_R.jpg
湯沸かし器の左上が貯湯方式の電気湯沸かし器、左下が湯船用湯沸かし器、右側のものは「電気温水器」または「シャワー用湯沸かし器」


P1030246_R.jpg
電気湯沸かし器の内部。これで瞬間に湯を沸かします。これは8kWのもの。湯船に十分対応可能。
結構シンプルな構造です。7000から8000バーツ程度です。


でも、、、、、、これだけじゃなかった!

まだ、落とし穴があったのです。

「あぁ、風呂でええ気持ち」へはまだ遠い!





お邪魔します

こんにちは。検索でこちらへ来ました。

まさに私も同じ問題に直面しました。
ホーンナムの改装をしたのですが、知識がなくて何も疑問に思わずにクルアンタムナムウンの方を買ってしまいました。

バスタブ用の混合栓で手元でお湯の熱さを調節できるようにしたのですが、ここで水を混ぜたりすると水圧が下がるみたいで温水器の電気が自動的に切れてしばらく使うことができません。

自分の勘違いで設置してしまったので取り替えることもできず、4000バーツ近い無題になりました。(涙)この記事を買う前に読んでいたらと悔やまれます。

[ 2014/10/10 00:23 ] [ 編集 ]

ランナムさん

そうですね。その昔住んでいた家では、電動ポンプがなく、朝夕は水がちょろちょろでした。依然住んでいた家では、電動ポンプがついていたのですが、それでも問題も。停電すると水も出なくなるのでした。タイの水道は、飲料可なのですが、途中のパイプで異物が混入するそうですね、/さくらぎちょう
[ 2009/06/10 01:17 ] [ 編集 ]

初めてまして。


初めてまして。
サムトサコーンのバンペウに住居(工場兼住居)を構えてます。
湯船は予算の関係で造りませんでしたが、結構いい雰囲気のホーングナムを造りました。また湯沸し器を使ってます。
タイはどこもおんなじなんでしょうが、水道に問題山積で、電動ポンプをつけていますよ。また水道なのに水に砂などがたまるので定期的に清掃が欠かせません。
いろんな意味で日本の給水施設とは異なるタイでした。

目線が良いので、リンク張らせてください。
小生のブログにもお越しくださいね。
[ 2009/06/05 15:13 ] [ 編集 ]

しまった!

もったいをつけたのに、クン・ポーさんに書かれてしまいました。そうです、もう一つの落とし穴、それは水圧です。水タンクが屋上にあるアパートやマンションは問題ないと思いますが、一軒家の場合は要注意ですね。/さくらぎちょう

[ 2009/05/13 22:52 ] [ 編集 ]

電気式瞬間湯沸し器

こんにちは、コラート在住のクン・ポーです。
日本人は湯船に浸かると、ホッとしますね。
私は、6年前からナショナルのパワーセレクト付き「DH-6AM1」を使ってます。
なかなかの優れもので、パワーセレクト(高-中-低-Off)は便利ですよ。
今の時期、40℃200Lの湯張り時間は、セレクト「高」で約15分です。(供給水圧による)

湯張りだけだとそこそこの供給水圧で使えますが、シャワーを使うには十分な供給水圧が必要になりますね。

湯沸し器に付ける「混合水栓+シャワーホース+シャワーヘッド」が、湯沸し器とのマッチングが悪く供給水圧が低いと、湯沸し器内の水圧スイッチでの差圧が不十分になり、湯沸し器のヒーターがOFFになってしまいます。

家庭用貯水タンク+給水ポンプで水供給をしている場合は、マッチングに神経を使うことはありませんね。

最近10Kwタイプが販売されてるので、セブ島の家に付けましたが、セブやタイでは過大能力で、使いにくく不必要なものですね。
(※使ってみて、わかりました)
[ 2009/05/12 11:55 ] [ 編集 ]

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