障害者支援は誰のため?(公式編その1)

開発途上国で実施される、「いわゆる」障害者支援プロジェクトの対象者は誰なのであろうか?
「障害者に決まっとるだろ」と言われそうだが、、、、
実は自分はそうは思わない。その理由は2つある。

まず、政府開発援助(ODA)受けしやすい公式な理由。そして、もう一つは自分が信じるもう一つの理由だ。

まず、公式な理由から。

障害者は開発途上国に何人いるかは、正直データがない。その前提として、もちろん障害者の定義自体が曖昧なのだが。
日本で昔は障害者を見かけることがあまりなかった。はじめてアメリカ合衆国に行ったとき街中で多く見かける障害者の多さに驚いたものだ。アメリカに障害者が多いのではなく、障害者が街に出かけているからだと、後で知った。日本も街に出る障害者はずいぶん増えたと思う。
タイでも地方の村に行くと障害者を見かけることが少なくなる。よっぽど意識して障害者を訪ねていかないと障害者に会う機会がない。これは、地方では障害者の社会参加がより遅れていることを意味する。山岳民族の村に行き政府職員に「この村の障害者は?」と問うと「この村には障害者はいません」とのことである。要は、障害者は生きのびていない、あるいは間引きされているそうである。このような事実は政府統計には現れてはきていないのだろうが、事実であろう。

えいやで、「人口の10%が何らかの障害を持つ」と言われる。1所帯5人家族として、2所帯に1所帯は家族に障害者がいるということである。上記のように社会参加できていない障害者をかかえる家庭が、家庭の負担として障害者を抱えているのである。また、(現実は不明であるが)障害を持つ家族が生きのびれない、あるいは間引く、そんな重さを家庭が追っている。さらに家族に障害者がいなかたっとしても、例えば1部落に10所帯があれば、自分の部落に5所帯は障害を持つ家族があるということである。当然地方の村においてコミュニティ(部落)の結びつきは非常に深いものがある。
何が言いたいかといえば、地方の村では、すべての住民は障害者と密接に関係しているということです。


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