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「懐かしの小学校 ラブストーリー -本当の教育- 」 (キットゥン ウィタヤー)


タイの映画シリーズです。
タイの映画


タイではガバナンスと言うか、「法律・規則・規定に則って実施する」が苦手と思えることが多々あります。

タイで仕事をしていると、日本の本社から、

「こういうケースでは、タイではどう処理されるのか?」
と照会があることがあります。

そんなとき、

「やってみなければわかりません!」

と答えることが多いので、

きっと、

「こいつは、タイボケしている」

と思われているのではないかと思います。

法律や規定、規則によって処理されるというか、
「(前例をかんがみながら)担当者の恣意的に処理される」

ことが多いような気がします。


「だから、タイはいつまでたってもまだ発展途上国なんだ!」

という意見はあると思います。


でも、その担当者がその場で決めるというのも悪くないなあと思うことがあります。


実は、インド洋大津波が発生した直後にボランティアとしてプーケットに行きました。

「日本から緊急支援物資を送るので税関手続の事前調整をしてくれ」

という依頼があり、税関に行った。

私:このリストの物資が今日の航空便で到着する。免税通関したいのだが、、、、、
税関:この物資は救援物資だろ?
私:そうだ。
税関:ノープロブレム!

参考:インド洋の大津波

一方で、東日本大震災の際にタイからいろいろ支援が送られました。

参考:Pray for Japan 2 ;107815バーツ

タイからは、日本に医師を派遣しようとしたが日本側の制度の問題で派遣ができなかったとの噂を聞きました。 (あくまで噂ですが)
阪神淡路大震災の際も災害救助犬が検疫を通過できなかったとの噂をきいたことがあります。

あまりに硬直的な制度はどうなのかなあと思ったりもします。





ところで、私はタイで試験を受けて運転免許を取得しました。

筆記試験の際に、「どっちかなあ」と迷っていると、

試験官が、無言で一方を指さしました。
答えを教えてくれたのです。


日本とタイ;運転免許比較

で書いたように、免許証更新の際にうまく実技ができない女性に何度もチャンスを与えていたのもタイ人試験官です。


そういえば知人の会社の就職試験の際に、

試験時間に筆記試験が終わらなくて、

「時間を延長して、かつヒントを与えたりしたそうです」

その知人は、

「限られた時間にやる能力」よりも、「助言をもらいながらどうやって解決していくかの過程」
の方を試験でみたかったそうです。


ところが、チュラロンコン大卒の人事課職員が、

「フェアではない」

とクレームをつけてきたそうです。



確かに、「公平性」の観点からは、このチュラ大卒の社員が正しい!

いわゆるエリートタイ人と話をしていると、

自分は公平な競争に勝って一流大学を卒業したのです

ということに自信をもっている人が多いと思います。


それは、立派なことなのですが、

「だから自分は恵まれて当然」
との選民意識が強い人が多い気がします。


確かに試験そのものは公平だったかもしれませんが、

小中学校のころから勉強に専念できる環境で
塾に通って受験戦争を勝ち残ってきた子供と



人と、貧乏で働かざるを得なかった子供を



公平な試験で振り分けるのは公平といえるのでしょうか?


参考:チュラロンコン大学百景;学期休でサイアムスクェアは大賑わい





いかん イカン !!


変に熱くなりました。


本題にもどります。

タイ映画の話です。


คิดถึงวิทยา


「キットゥン・ウィッタヤ!(Teacher's Diary)」

田舎の小さな学校に赴任した若い2人の教師の物語、、、、

といえば、映画としてありがちですが、

弱さと強さをあわせ持つ「等身大のタイの若者の教師」が生き生き描かれています。


質の標準化された教育 
数値目標を取り入れた教育 
効率的な教育 

そういった教育は、平均値は上げるのかもしれないが、
田舎の貧しい生徒との格差はむしろ広げてしまうのではないか?

そういった痛烈な教育への批判は、教育勝ち組の一流大卒タイ人にも共感を与えているようですね。


ちなみに、監督は「フェーンチャン(僕の恋人)」や「Seasons Change」のニティワット監督。
フェーンチャンのような切ないエンディングになるのか、、、ドキドキさせながら最後に見せ場がきます。


ところで、キットゥン・ウィタヤはとても訳し方が難しい。
英文タイトルでは訳すのをあきらめてTeachers's Diaryとしています。

キットゥンは、恋しい・懐かしい・好き、、、そんな意味。
ウィッタヤは、学問とかそういう意味だが、学校の名前に使われているから「学校」の意味もある(と思う)。

#ちなみに、「ウィッタヤ」という名前のタイ人もいます。


私の超訳は「懐かしの小学校 ラブストーリー -本当の教育- 」です。

#すいません、なんの面白みもないタイトルでした。



この映画いろんなメッセージもあるのですが、

「服装や行動や言葉など、『形からはいる』」ことを意味のないこと」

とするメッセージも、「今までのタイ」とはちがいますね。


この映画いくつも伏線があるのですが、、、、


映画の最後に、主人公のアンとソーンが初めて会う一番感動的なシーンで、

「サワディーカップ(こんちにわ)」との

なんの変哲もない言葉にむしろ感激しました。








タイの映画シリーズはこちらをどうぞ!
タイの映画
[ 2014/04/13 22:38 ] タイの映画 | TB(0) | CM(3)

連休に見れなくて残念

この連休にタイに行って、この映画の評判をネットで知りました。タイの友人のサラブリの家で過ごしたのですが、友人の9歳の娘さんも映画館に行ったときは上映が終わっていて残念な思いをしたようです。
(どうやらサラブリ中の子供が見たかった映画のようです。)
DVDになったら、是非、見たいものです。

と書いていて、日本映画でも「日記を見つけて読む」ことで過去と今を同時に生きるようなイマジネーションを使ったものがあったことを思い出しました。その映画は予告しか見ていないのでなんとも言えませんが、ニティワット監督にインスピレーションを与えたかもしれませんね。
[ 2014/05/06 23:20 ] [ 編集 ]

Hiroさん

このニティワット監督の作る映像もすごいけど、
繊細なセリフもすごいですね。
セリフを一言も聞きのがせない映画ってあまりないかも。
/さくらぎちょう、
[ 2014/04/16 02:16 ] [ 編集 ]

楽しみです

ご紹介ありがとうございました!
フェーンチャンもシーズンチェンジも大好きなタイ映画のひとつです。
小学校⇒大学生⇒先生、今後、この監督がどんな映画を見せてくれるのか!
今回のものもとっても楽しみになりました。はやくDVDにならないかな。
[ 2014/04/16 01:19 ] [ 編集 ]

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